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就活生はオフィス環境で選ぶ?!選定事情から考える企業の方策

就活生は、どんな雰囲気の企業なのかに注目する傾向が高まっています。

募集企業として、求められる情報を提供できているでしょうか。

就活生の注目する「雰囲気」の視点について、企業はどんな役割を果たすべきか考えてみたいと思います。

 

就活生の企業選択・決定事情

 

株式会社ディスコキャリタスリサーチの「キャリタス就活 2018年卒 採用マーケットの分析」では、

「就職先選択時と決定時」の就活生の意識(選択理由)の変化を分析しています。

 

どちらにせよ就活生の安定志向の強さが窺い知れますが、「将来性」のほか、

「給与・待遇が良い」「休日・休暇が多い」といった労働条件に関する項目が、

「就職先決定時」にポイントを下げているのは興味深い現象です。

同調査では、就職活動を行う中で「自身の価値観と企業の雰囲気が合っているか」など、

就活生自身と企業が「マッチング」しているかを重視していると分析しています。

 

さらにここで特筆したいのは、「職場の雰囲気が良い」という項目が上位にきていて、

さらに選択時から決定時まで一貫して3割に手が届くほどの高ポイントを保っていることです。

 

つまり「雰囲気」に関することは、企業の採用活動において、早い時期から就活生に伝える必要があるということです。

 

キャリタス就活 2018年卒 採用マーケットの分析より
https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/2017.11_bunseki2018.pdf

 

聞いてますよね?志望動機

 

面接の際、志望動機はよく聞かれると思います。

「なぜ弊社を希望しているのですか?」

「(同業他社ではなく)なぜ弊社なのですか?」

 

採用担当者にとって、志望動機の質問は、書面では分からない多くの情報の得られるテッパンの質問です。

 

就活生にとっての「職場の雰囲気」も、同じく大きな検討材料です。

面接時「御社の雰囲気はどうですか?」「(同業他社と比べて)雰囲気はどう違うのですか?」など

逆質問されると戸惑ってしまうのでは?

 

伝えられていますか?自社の雰囲気の「根拠」

 

「雰囲気」というのは抽象的で実態がないため、就活生が重視したとしても、

調べたり、聞いたりして解決できるものでもなさそうです。

 

雰囲気を伝える難しさ

 

積極的で素直な就活生なら、面接で聞いてくるかもしれません。

「御社の雰囲気はいいですか?」「どのような雰囲気ですか?」

 

就活生も、それが野暮な質問ということも当然わかっています。

・決してマイナス要素は語られないこと。

・面接官(個人)の感性で語られること。

 

それでも、多くの就活生が何とか体感しようと五感を研ぎ澄ませているのです。

 

雰囲気は感じ取るもの

 

「雰囲気」は主観的であり、自身が感じ取るものだと思います。

人、事業スタイル、制度の影響も大きいですが、職場の雰囲気を創り出している根拠を辿ると、

働くオフィスのファシリティ環境も少なからず影響を与えていると考えられます。

 

自然にコミュニケーションが増えるレイアウト。

沸き出るアイデアを実らせるイノベーティブな共創空間。

必要なときにしっかり集中できるパーソナルブース。

 

「職場」という環境にほとんど触れたことがない就活生でも、

少し想像力を働かせれば、オフィスの賑わいや静寂の空間が思い浮かぶ…

そんな伝え方が親切なのかもしれません。

 

就活生では気付きにくい「自分に合っている?」

 

就活生に必要なのは、「雰囲気が良い」という一方的な発信ではないと感じます。

彼らは「自分にとって」どの雰囲気が良くて、どういう雰囲気が苦手かを知りません。

ほとんどの就活生は「職場」を見たことありませんので当たり前です。

我々社会人が思っている以上に、就活生の持つイメージと現実の社会には大きなギャップがあると考えておくべきです。

 

入社前に抱く雰囲気のイメージと入社後に感じるイメージをできるだけ近づけ、

リアリティショックの要素を少なくすることが重要です。

これは、就活生が求めているからというより、マッチングのための企業の役割であり、

企業にしかできないことだと考えます。

 

前述したように雰囲気の表現は言葉では難しいものです。

インターンシップや職場体験会、職場環境の映像配信、働いている若手の働く姿をストーリー化するなども、

就活生に雰囲気を感じてもらう手助けになるはずです。

 

まとめ

 

雰囲気の発信を工夫することは、就活生とともに「就職」というマッチングイベントの成功を目指す協力姿勢とも言えます。

内定承諾時、彼らはその企業の姿勢に共感し、入社の覚悟を決めます。

入社後「思ったとおり」であれば、彼らにとっての「就職成功」と言えるでしょう。

つまり、それが企業にとっての「採用成功」ではないでしょうか。

 

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